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Palaoaとはマッコウ鯨の別名です。
その名前を店名としています。
日本では昔から鯨を崇め、その肉、骨全てを余すことなく食料、装飾品などいろいろな用途に利用してきました。
また、もともと海洋民族であるポリネシアやハワイ等でも食料としてだけでなく、自分達の繁栄のため犠牲になった生き物への感謝の気持ちをこめて、お守りや首に装飾品の一部として鯨の歯や骨を使う文化があります。
しかし、近年では人間による乱獲などのため鯨の生息数は減り続け、世界的な商業捕鯨禁止の流れと共に日本でも捕鯨文化は1980年代には殆ど衰退することとなりました。
それと共に以前は日本で比較的容易に手に入れられた鯨歯細工も衰退し、今では殆ど見ることはできません。
そのような中、日本国内で偶然にも人と人との出会いに恵まれ、1970年代、捕鯨が禁止される前に日本で捕られたマッコウ鯨の歯を譲っていただけることが出来ました。
おおよそ半世紀前のデッドストックです。
生の鯨の歯を見て、手に取り触って、本来の生き物が持つエネルギーと輝きを見て感動した自分がそこにいること発見し、是非そのエネルギーを少しでも多くの方に感じ取ってもらいたいと思い、鯨の歯を使った作品を制作しようと決意しました。
作品は唯一無二、それぞれ違う表情をしています。
その中でも形や大きさにこだわり、自分の目で厳選して使用しています。
鯨の歯は最初に水に浸し、水分を与えてから一本一本丁寧に手作業で磨いています。
磨き工程は少なくとも粗磨き、中磨き、本磨きの3工程以上で行っています。
材質は劣化することなく、色は褪せることなく、大切に磨くほどにこれからきれいな飴色に変化していきます。
アクセサリー用の紐は手編みにて制作をしています。
紐が切れた、紐の長さを変えたい、色を変えたい、等の御希望があれば、修理もちろん、新しく紐の制作もさせていただきます。
水深数千メートルの深海で大王イカと格闘したかもしれない、貴重な生きた証をきれいな形で後世に残そうと思い作品を制作しています。
今後二度と手にできない一品を、この機会に自分の手に取ってみるのはいかがでしょうか。
数に限りがあるため、無くなり次第販売は終了致します。
また、商品の発送は日本国内のみとなります。
詳しくは下記HPをご覧ください。
https://www.palaoadesign.com